研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析

研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析

著者:小塩真司
出版社:東京図書
発行日:2012年7月(第2版)
B5判変形 296頁 本体2800円+税
ISBN978-4-489-02131-2 C0040

書籍内容

◎論文・レポート作成に必要なデータ解析のひと通りがすぐに学べる!
手法別に統計解析を学んでも、個別にどのような目的をもって 分析を行うのか,どの段階でどの分析手法を用いれば最終的な 結論につながるのかは、なかなかわかりづらい。本書は、ひと つの調査データから統計技法の「あわせ技」を駆使して論文・ レポートに仕上げるまでのプロセスを示しながら、そのなかで 必要な統計技法が身につけられるよう、サポートした。興味深 い研究事例をもとに、論文・レポート作成のための「よいお手 本」を示しているので、統計手法の意味がこれでよくわかる。 第2版改訂にあたっては、とくにデータの下調べ(項目分析) で、平均・標準偏差を求めるばかりでなく、項目の得点分布を 確認するように詳しく解説した。

目次

第0章 データ解析の基礎知識――データを集める前に,まず知っておくこと
第1章 尺度構成の基本的な分析手続き――清潔志向性尺度の作成と男女比較
第2章 尺度を用いて調査対象を分類する――友人関係スタイルと注目・賞賛欲求
第3章 グループ間の平均値の差を検討する――恋愛期間と別れ方による失恋行動の違い
第4章 影響を与える要因を探る――若い既婚者の夫婦生活満足度に与える要因
第5章 潜在変数間の因果関係を検討する――5因子性格が自己愛傾向に与える影響
第6章 潜在曲線モデルを利用する――知能が算数の学習効果に及ぼす影響
第7章 Excel+Amos活用マニュアル――見やすい表の作成とパス図作成のための総覧