サイバーセキュリティプログラミング ―Pythonで学ぶハッカーの思考

サイバーセキュリティプログラミング ―Pythonで学ぶハッカーの思考
著者: Justin Seitz (著), 青木 一史 (翻訳), 新井 悠 (翻訳), 一瀬 小夜 (翻訳), 岩村 誠 (翻訳), 川古谷 裕平 (翻訳), 星澤 裕二 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: オライリージャパン (2015/10/24)
言語: 日本語
ISBN-10: 4873117313
ISBN-13: 978-4873117317
発売日: 2015/10/24

書籍内容

Pythonは情報セキュリティの世界では他よりも先んじているプログラミング言語です。本書ではPythonを使った情報セキュリティにおける攻撃手法について解説します。前半ではrawソケットやScapyライブラリなどネットワーク関連の内容を扱います。後半ではCOMをPythonから扱う方法やVolatilityフレームワークなどシステム関連のトピックを扱います。読者はコーディングを通じてサンプルPythonツールの拡張、外部ツールとの連携や自動化について学習することができます。攻撃者の意図や実践手法から防御方法を導き出すというアプローチは、今後すべての情報セキュリティ技術者にとって必須のテクニックになるでしょう。

目次

1章 Python環境のセットアップ
2章 通信プログラムの作成:基礎
3章 ネットワーク: rawソケットと盗聴
4章 Scapyによるネットワークの掌握
5章 Webサーバーへの攻撃
6章 Burp Proxyの拡張
7章 GitHubを通じた指令の送受信
8章 Windowsでトロイの木馬がよく悪用するテクニック
9章 Internet Explorerで楽しもう
10章 Windowsにおける権限昇格
11章 フォレンジックの攻撃への転用と自動化