はじめての共分散構造分析――Amosによるパス解析

はじめての共分散構造分析――Amosによるパス解析

​著者:小塩真司
出版社:東京図書
発行日:2014年6月(第2版)
B5判変形 288頁 本体2800円+税
ISBN978-4-489-02184-8 C0040

書籍内容

◎ パス図で表現し、考えるスキルを習得する。
パス図が表現する「意味」をつかみ、潜在変数を用いた共分散構造分析を使いこなそう。――パス図で表現し、考えるスキルを習得すれば、研究の理論構造を組み立てるうえでも役に立つ。本書では、相関関係から重回帰分析、因子分析、さらにこれらを組み合わせた分析のパス図を、一つひとつステップを踏みながら描いてゆく。また、各章末では同じ分析をSPSSで行い、さらに理解が深まるよう配慮した。なお、改訂にあたって等値制約について加筆している。

目次

第1章 分析のまえに ●Amosとパス図の基本
第2章 相関関係を表す ●相関係数
第3章 因果関係を表す ●重回帰分析
第4章 原因も複数・結果も複数 ●重回帰分析・偏相関係数
第5章 因果関係の連鎖 ●重回帰分析のくり返し
第6章 互いに影響しあう関係 ●双方向の因果関係と多母集団の分析
第7章 潜在変数を用いる ●因子分析
第8章 2つの潜在変数 ●2因子の因子分析
第9章 潜在変数を因果関係に組み込む ●多重指標モデル・MIMICモデル
第10章 より複雑なモデルへ ●因子分析と重回帰分析の組み合わせ